『青き妖精の宴』 参加への導入 ------------  参加するPCは以下のハンドアウトから導入部分を選択することができる。  GMとの相談によって、全く別の導入を選択することも可能である。 ハンドアウト1『新たなる目覚め』 -------------------------------- 「望むなら与えよう。願うなら叶えよう。汝ら青き妖精の庭で、自らの最強を 知らしめせ……」  唐突に、悪魔のように目前に降り立った黒い老人は、厳かに、謡うようにそ んな言葉を告げてきた。 「君にはあるかね? 他者を蹴落としてまで願うべき望みが。ならば手に取り、 戦うがいい。ただ勝利するだけで、それは叶うのだから」  老人の掌の上から、複雑な文様を施されたタリスマンが踊り出る。それは仄 かに青い光を放ち、重力を無視して中空に浮かび上がった。  『私』はその明らかに超常識的な力に支配された現象をぼんやりと見つめな がら、果たしてまったく別のことを考え始める。  『君』? この老人はおかしなことを言う。『私』はただの、物言わぬ人形 だ。確立された自我など元より持ち得るはずも無く、ましてや願望など在り得 ない。  そこで突然、老人はどこか皮肉気に口元をゆがめる。 「さて。それでは、今思考して、結論を下している『君』という存在は一体何 者なのかな」 「え?」  問われて、私は始めて自分が存在していることに気が付いた。 勝敗の基準 ----------  初期の勝利条件は敵PC、又はNPCに勝利して、最終的に12のタリスマンを得 ることです。  シナリオの進み具合では別の条件に分岐することもあるので注意してくださ い。 タリスマンの効果 ----------------  意思を持たない人形は、タリスマンを得ることによって自我に目覚める。  参加人形のマスターが集中力を3消費することにより、人形はクロスアップ する。クロスアップ状態では、各タリスマン固有のパッシブスキルが自動的に 発動する。  また、クロスアップ状態ではマスターが集中力を1消費することにより、ア クティブスキルを発動させることが出来る。  マスターの集中力が0になった場合、クロスアップは自動的に解除される。  戦闘フェイズと探索フェイズでは、クロスアップを別々に行う。 同盟 ----  複数のPCが任意の情報を相互に開示、交換できる。また、同盟者は拠点を共 有する。  同盟は任意で破棄することが可能で、裏切りに対するペナルティは無い。  初期状態では人形PCとマスターPCが同盟状態にある。 同行 ----  同盟状態にある複数のPCで集って行動ができる。  同行者のグループは、何人のPCがいようとも一グループにつき、一フェイズ に一回しか行動できない。戦闘以外の判定は代表者一名が行う。 探索フェイズ ------------  情報収集、探索、襲撃、イベントの四つから1PCにつき一つを選んで行動す る。 情報収集 --------  GMの提示した複数の事柄から一つ選択して、それについて情報を収集する。  【情報収集技能-情報収集強制力-隠密深度】を目標値にロールする。  振りなおしに使用する余力は体力以外選択でいない。 探索 ----  【探索技能-探索強制力-隠密深度】を目標値にロールする。  探索強制力より隠密深度が低い相手にランダムで遭遇。  振りなおしに使用する余力は体力以外選択でいない。 遭遇判定 --------  2D6-隠密深度で、出た値の低い方が先攻を取る。  5以上の差が出た場合、低い方が奇襲ターンを得る。 襲撃 ----  一度以上遭遇したことのあるPCをする。  【襲撃技能-襲撃強制力-隠密深度-対象の隠密深度】でロールする。  振りなおしに使用する余力は体力以外選択でいない。  成功した場合、被襲撃者は隠密技能+隠密深度で抵抗できる。ただし、この 判定は余力による再ロールが不可能で、失敗した場合襲撃者先攻で遭遇する。 また、5以上の差で失敗した場合、襲撃者は奇襲ターンを得る。  被襲撃者が抵抗を選択しなかった場合、通常の遭遇判定を行う。 拠点襲撃 --------  既知の拠点に対して襲撃を行う。  【襲撃技能-襲撃強制力-隠密深度】でロールする。  拠点に対する襲撃の場合、隠密深度はプラスされない。ただし、敵PCが【隠 れる】行動を選択していた場合はその限りではなく、襲撃者が襲撃に失敗した 場合、被襲撃者は奇襲ターンを得る。 隠れる ------  拠点に潜んで様子を見る。  【隠密技能-隠密深度】でロールする。 戦闘フェイズ ------------  探索フェイズにおいて戦闘フラグが発生した場合移行する。 戦闘ルールについて ------------------  基本は語り部の戦闘ルールに準じる。 攻撃ルール ----------  攻撃側は攻撃に使用する技能のみを宣言してロールを行う。後述するエキス トラポイントは秘匿したまま適応されるので注意。  振りなおしに使用する余力は自由に選択できるが、GMがその行動にふさわし くないと判断した場合は失敗になる。  防御側は防御に使用する技能のみを宣言してロールを行う。振りなおしに使 用する余力は体力以外選択できない。 軽症ルール ----------  抵抗ロールの値が敵の強制力と同値であった場合、PCは体力に1のダメージ を負う。 逃亡ルール ----------  PCが逃亡を行う場合、逃亡を妨害する側が強制力を出して逃亡者はそれに抵 抗することで逃亡に成功する。  逃亡ロールは各ターンの初頭に行われ、判定に失敗した場合逃亡者はその ターン行動が出来ないが、妨害者は行動が可能。  また、PCは1ターンに一度しか逃亡妨害は出来ない。  行動不能状態のPCを引き連れて逃亡する際は、行動不能PC1人につき-2のペ ナルティを負う。 殿ルール --------  同行などで複数のPCが協力して戦っている場合、一人を殿として残すことで 他のPC全員分の逃亡ロールを肩代わりすることが出来る。ただし、殿はその ターン逃亡に参加できず、行動も行えない。  また、殿が逃亡ロールに失敗した場合も、逃亡に参加したPCは全員そのター ン行動できない。 エキストラポイント ------------------  状況に応じてGMが判断を下し、抵抗ロール後に攻撃側の強制力にボーナス、 またはペナルティを付加する。  エキストラポイントの加算理由は、必ずしもプレイヤーに通達されるとは限 らない。 余力の回復 ----------  PCは一日につき体力精神力共に5ポイントずつ回復します。  ただし、直前のターンでPCが戦闘不能状態に陥っていた場合、0になってい た余力は1までしか回復しません。 戦闘不能 --------  体力と集中力のいずれかが0になった場合、PCは戦闘不能状態に陥ります。 戦闘中にこの状態で、同盟PCがいなくなった場合、PCは敗北です。  敗北したPCは以後自由意志によってゲームに参加することが出来ません。 敗北ペナルティ --------------  敗北したPCは以後自由意志によってゲームに参加することが出来ません。  特に、NPCとの戦闘で敗北した場合は、少なくとも狭間内時間でBFCが終了す るまでは、PCの日常生活にもペナルティが架せられることがあるので注意しま しょう。  とは言え、キャラロストや日常回帰不可能なペナルティはありませんので、 安心してください。