********************************************************************** 世界設定紹介『星神の歌』 ======================== 概要 ----  トーテムと呼ばれる星神と、その力を借りる魔法使いが出て来る軽い異世界 ファンタジーです。  大抵のファンタジー世界でそうであるように、この世界でも魔法使いは一部 の人間から大層疎まれています。帝国と呼ばれる巨大な国家の中において、法 によって処罰の対象となっています。そのため、ほとんどの魔法使い達は帝国 以外の国か、中央から遠く離れているためほぼ無法地帯にも近い辺境で、魔物 退治や旅の護衛などの些事を生業として生活しています。プレイヤーキャラ達 もそういった連中にすると動かしやすいでしょう。 星神 ----  「トーテム」とルビを振ります。名前のとおり獣の姿をしており、それぞれ 自らの守護星を持っています。  星神はその格によって6種類に分かれます。その内最も尊いとされるのが、 天にただ一つしかない母星を守護星とし、幾多ある星神の中で唯一の人の姿し か持たない全ての母神たるセーネ。二番目がセーネの息子であり、月を守護星 とする陸海空それぞれの神である《銀色狼》のパリ、《大海蛇》のネール、 《白頭鷲》のホルン三人の月神。三番目が7遊星を守護星とする遊星神たち。 四番目が18ある黄道の星宮と、104あるその他の星宮それぞれの主である王星 神。五番目が何の特徴も無いただの星神。六番目が他の星神の側近である侍星 神。  このように格付けされて入るものの、王星神以下の神の実力は必ずしもラン クどおりであるとは限りません(大体においてはそうですが)。  また、これらの他にも、星神達からは反逆者と呼ばれ、帝国の太陽神殿にて 祭られる太陽神《獅子》のアスタール、人界に堕ちた闇星の神、存在すら危ぶ まれる伝説の《一角獣》の星神などが存在します。  星神は、魔法使いとの盟約を介して人界に分身を送り込む事が出来ます。分 身は基本的に獣をデフォルメしたような姿をとり、魔法使いの要請に応じて星 具へと変じてその力を振るいます。  高位の星神は分身に人の姿を取らせたり、魔法使いとの盟約を介さずに人界 に降りたりする事も出来ますが、プレイヤーキャラが使うような星神ではそう いう事は出来ないとした方が無難でしょう。 魔法使い --------  星界より星神を人界に招き、星神(正確にはその分身)の変じた星具と呼ば れる道具を使って超常的な現象を引き起こす人々です。  帝国の中央近くでは取り締まられていますが、その他の地域では結構重宝が られています。と、言うのも、帝国の中央から離れた辺境や外国では一般人で はとても太刀打ちできないような魔物が頻繁に出没するからです。  魔法使いの能力は、盟約を結んだ星神の力によって決まります。魔法使いは その生涯において一人の星神とし盟約を結べないので、星神選びには慎重を期 しましょう。  と、言っても、魔法使いの召喚できる星神というのは運命付けられたもので あり、心がけくらいではどうにもならないのですが。  魔法使いの魔法は星神の力によるものなので、夜に力を増し、昼には力が衰 えます。(夜:1+満月の数だけプラス修正、昼:1+新月の数だけマイナス修正) また、この修正は他の特徴値によって修正がなされる場合にも有効です。 獣人 ----  遥か太古の時代、人界と星界の区別が薄かった頃に星神と交わった人の子孫 です。体の一部に獣の形を残しており、超常的な能力こそ引き起こせないもの の、人間を上回る身体能力と、種族に応じた特殊能力を持っています。  彼らも、帝国の中央付近では魔物の一部として扱われており、見付かり次第 殺されてしまいます。魔法使いと違い一目でそれと分かるので、彼らの中で帝 国に近付こうと考えるような愚か者はほとんどいません。 闇星の神 --------  人界に堕ちた星神です。堕ちても神でありますから、超常的な現象を引き起 こす事ができ、また、不老長寿です。  堕ちた理由はそれぞれにありますが、少なくとも望んで人界に堕ちた訳では 無いので、彼らのほとんどは常に星界に帰るための方法を探索しています。 神官 ----  帝国の太陽神殿に属する神官です。《獅子》のアスタールを崇めているので すが、彼ら自身はアスタールを星神だと認めていないので、太陽神アスタール として祭っています。  アスタールの力を借りた神聖魔法を使います。その威力は信仰の強さにより ますが、たまに『堕ちた神官』と呼ばれる、太陽神殿を裏切っても魔法を失わ ない人も現れます。その理由は不明です。  神聖魔法は太陽の力によるものなので、昼に力を増し、夜には力が衰えます。 (昼:+2、夜:-2)また、この修正は他の特徴値によって修正がなされる場合に も有効です。 星 --  前述の通り、『星神の歌』世界には、一つの母星と三つの月、七つの遊星、 百二十二の星宮、他数え切れないほどの星があり、それぞれに相当する星神 が存在します。  ただし、この世界は天動説で動いています。私たちの世界における天文知 識は全く役に立ちません。遊星は本当に無軌道に動きますし、普通の星だっ て時に場所を変えたりします。 母星  月からみた地球を思い出してください。そんな感じの星です。この世界に おいての創造主である母神セーネの守護星であり、最も巨大な星です。  母神セーネについては、星界に置いても自らの宮に篭っており、ここ数百 年彼女の姿をみたものはいません。今では生きているか死んでいるかすら知 れない、引退した神と考えていいでしょう。  夜でも昼でも、沈む事なく天に輝いています。 太陽  セーネの息子で、双子神である《獅子》のアスタールと《一角獣》のアス タリアの守護星です。  神話の時代、星界の王となるべくして産み落とされたのがこの双子でした。 アスタールとアステリアは、日を昼と夜の領域に分けて統治していましたが、 ある時アスタールがアステリアを殺し、その全てを自らのものにしようと母 たるセーネに叛逆します。幸いというべきか、夜の領域は星神たちに守り通 されましたが、昼は完全にアスタールのものとなりました。それ以来、アス タールは自らの領域に他の星神の侵入を禁じ、アステリア亡き後夜は天の火 を失いました。それ故、昼はあれほどに明るく、夜はあれほどに暗いのだと 言われています。 月   代償行動 --------  魔法使いと、闇星の神(正確に言えば地上に降りた星神も含みますが)は、代 償行動によって一時的に魔法の威力を高める事が出来ます。以下は代償表。 魔法使い 一時的特徴 特徴値 加算数 解説 大量の血液 2   1   術者の血液でもって、星界にいる星神と人界に               いるその分身の繋がりを強め、威力の高い魔法               を発揮します。ただし、使える回数は1セッショ               ンにつき3回まで、二回目以降は特徴地がさら               に1加算され、3回目で死に至ります。 術者の命      4   術者の命を賭して、星神そのものを一時的に人               界へ召喚します。なお、星神の歌世界では一度               死んだキャラは二度と生き返ることはありませ               んので、諦めましょう。 闇星の神 生贄1人以上    1   星神は生贄によって強い力の魔法を使う事が出 生贄5人以上    2   来ます。ただし、人を殺せばもちろんお尋ね者 生贄10人以上    3   になりますし、PLは絶対にやらない方がいいで 生贄20人以上    4   しょう。また、生贄を一人殺すごとに生贄ポイ               ントが1加算されます。生贄を使った魔法を使               う際、自律−生贄ポイントで判定し、失敗すれ               ば術者は発狂して何の行動も出来なくなります。 代償行動ルール http://kataribe.com/ron/KAO01_02.HTM